韓国8強逃す…ウルグアイに1‐2で惜敗
FIFAワールドカップ(W杯)決勝トーナメント1回戦、韓国対ウルグアイ戦が26日夜(日本時間)に行われ、韓国は1−2で惜敗、アウエー大会初の8強入りはならなかった。0−1とリードされての後半23分、李青龍の同点ゴールで追いつくが、同35分にウルグアイFWスアレスに勝ち越しゴールを奪われた。ボール支配率で上回るも、相手の巧みな試合運びの前に屈した。
朴智星を中心に、朴主永、奇誠庸、李青龍ら、欧州リーグで活躍する選手が攻撃の中心を担った韓国は、ベスト4に進んだ02年韓日大会時を上回る「史上最強」チームとして期待された。成績こそ及ばなかったが、今大会は、整備した育成システムによって成長した若手を軸に、韓国人監督が率いて国外W杯で初めて16強に進出したという点で評価は高く、4年後への希望も明るい。
各国のマスコミやサッカー専門家は「韓国の16強進出は当然の力。もはや驚くべきことではない。世界レベルに到達している」とと論じた。国際サッカー連盟(FIFA)のバルク事務局長は26日、1次リーグを総括し「韓国や日本、そして南米のチームがすべて勝ち上がった。もはや欧州だけがサッカー大国ではない」と、韓日のレベルアップを評価している。
主将を務めた朴智星は「若手が世界レベルに近づいた。もっと多くの選手が欧州でプレーすれば、さらに韓国は強くなる」と述べていた。