掲載日 : [2010-07-28] 照会数 : 10830
在外同胞の模擬選挙 参加者を募集
[ 民団山梨県本部で実施された「模擬選挙」説明会 ]
締切10月9日、投票は11月に
【山梨】2012年4月に実施される韓国国会議員選挙で、初めて投票権を行使する在外同胞の「模擬選挙」への参加者を募集するため、韓国大使館領事部は21日、在外同胞選挙制度の説明会をスタートさせた。
同日、甲府市内の民団山梨県本部(鄭郁団長)には34人の団員らが参加し、金賢中総領事および趙建熙参事官の説明に耳を傾けた。今後、説明会は関東・関西地域で順次行われる。
選挙管理委員会によると、在外国民の有権者は約300万人。今回の模擬選挙は、日本や中国、米国、カナダ、レバノン、アンゴラなど21カ国、26カ所の公館で実施される。
日本での模擬選挙は、大使館と駐大阪総領事館の管轄である関東・近畿圏で行われる。模擬投票は11月14、15の両日に実施され、同24日に開票される。
申請対象(模擬選挙人)は、模擬選挙日(11月24日)現在で19歳以上の韓国国籍者。ただし、国外不在者(韓国で住民登録した者、留学生や駐在員らで国内居所申告をした者)は除かれる。
参加申請締切は10月9日まで。申請書は、在外選挙ホームページ(
ok.nec.go.kr)または中央選挙管理委員会ホームページ(
www.nec.go.kr)からダウンロード可能。
実際の選挙時には、在外選挙人は直接公館を訪問する。本人証明のための旅券を提示し、在外選挙人登録申請書を提出しなければならない。しかし模擬選挙では、郵送やメール、ファクスによる申請も認められ、遠隔地からの投票も可能だ。
問い合わせは、駐日大使館領事部選挙事務室(℡03・5419・8146)、駐大阪総領事館(℡06・6213・1401〜5)。
(2010.7.28 民団新聞)