掲載日 : [2010-08-15] 照会数 : 6555
新総理に金台鎬前慶南知事
李大統領 内閣改造、8人交代
【ソウル】李明博大統領は8日、辞意を表明した鄭雲燦国務総理の後任に金台鎬・前慶尚南道知事(47)を内定するなど、8閣僚を対象にした大幅な内閣改造人事を発表した。
金新総理内定者は、慶尚南道居昌出身で、慶尚南道議員、居昌郡守を経て2004年に道知事補欠選挙で当選、今年6月の地方選挙には出馬しなかった。40代の総理は1971年に就任した金鍾泌氏(当時45歳)以来、39年ぶり。
韓国哨戒艦沈没事件や南北関係の険悪化で去就が注目された柳明桓外交通商部長官や金泰栄国防部長官、玄仁沢統一部長官はいずれも留任。
交代するのは、総理のほかに、教育科学技術部長官、文化体育観光部長官、農林水産食品部長官、知識経済部長官、保健福祉家族部長官、雇用労働部長官と特別任命長官。
政務と対北韓関係を担当する特任長官には、李大統領の側近で、7月の補欠選挙で国会議員に返り咲いた李在五・元国民権益委員長が内定した。
(2010.8.15 民団新聞)