掲載日 : [2010-09-29] 照会数 : 10211
慶南国体「優勝へ燃えている」 選手引率団が会見
[ 都内での贈呈式から ]
慶尚南道晋州とその一円で10月6日に開幕する第91回全国体育大会に出場する在日同胞選手引率団が16日、東京都・港区の韓国中央会館で記者会見し、海外同胞部門の総合優勝を誓った。
在日大韓体育会の朴安淳会長は、07年から3年連続で総合優勝から遠ざかっていることに強い危機感を表明、「今度こそ期待に応えてほしい」と激励した。引率団長を務める金昭夫民団中央本部副団長は「燃えている」と、自信の笑顔を見せた。
海外同胞部門の国別総合順位は昨年まで得点制で決まっていたが、今年からメダル優先のオリンピック方式に変わった。体育会ではメダルを狙える実績のある選手を優先的に選抜したという。
サッカーの金竜一、鄭朋季の両選手は、Jリーグユース部門に所属する実力者たち。テニスの金浄泰選手は、一昨年の国体金メダリストだ。柔道の金琳煥選手は、今年のインターハイで8位に入った逸材。総合優勝のカギを握ると見られているボウリングは、プロ入りを目指している金陶筵選手が加わり、メダル量産を狙う。
青少年育成託す 在日女性ネットが基金
在日韓国人女性のボランティア団体「在日女性福祉ネットワーク」(金定子会長)は16日、第91回全国体育大会に参加する在日同胞青少年のためのスポーツ育成基金にと100万円を引率団長の金昭夫民団中央本部副団長に伝達した。都内での贈呈式には体育会から朴安淳会長が同席した。
(2010.9.29 民団新聞)