掲載日 : [2010-09-29] 照会数 : 10301
サッカーU17女子W杯 韓国、初の世界一に
[ 優勝の喜びを爆発させる韓国チーム ]
得点王のヨ・ミンジ 最優秀選手賞も獲得
トリニダード・トバゴのポートオブスペインで25日に行われた国際サッカー連盟(FIFA)のU‐17(17歳以下)女子ワールドカップ(W杯)の決勝で、韓国が日本を破り、初優勝を果たした。
前半6分に先制した韓国は、同11分と17分に2失点を喫したものの前半終了間際に同点に追いついた。後半は12分に1点を奪われたが34分に同点ゴールを決め、3‐3で延長戦に。延長戦でも決着がつかず、PK戦にもつれ込んだ末、韓国が5‐4で制し、勝利した。
FIFA主催の世界大会で韓国代表チームが優勝したのは男女を通じ今回が初めて。
またヨ・ミンジ(17歳、咸安大山高)は6試合で8得点3アシストを記録。韓国人選手としては男女を通じて初めてFIFA主催大会の得点王(ゴールデン・ブーツ)と最優秀選手賞(ゴールデン・ボール=MVP)まで手にした。
韓国にU‐17女子代表チームが創設されたのは、20年前の1990年。同年9月に行われた初の親善試合で、韓国は日本に1‐13の大敗を喫した。
今大会優勝の主役たちは、02年W杯韓日大会の「4強神話」を見て育った「W杯世代」。7月にドイツで行われたU‐20(20歳以下)女子W杯で、予想を覆し3位という成績を挙げた選手たちも同世代である。
(2010.9.29 民団新聞)