掲載日 : [2010-09-29] 照会数 : 7082
<婦人会広島>同胞高齢者に恩返し 創立60周年「大敬老会」
[ 「カンパーイ」に思わず笑みがこぼれる ]
【広島】婦人会広島本部(宋姫子会長)は23日、広島韓国人会館で県内の同胞高齢者180人を集めての「大敬老会」を開いた。これは同本部の創立60周年記念事業の一環で、金芝英駐広島韓国副総領事や余玉善婦人会中央本部会長、姜貞子同副会長、権五源民団広島県本部団長など、多数の来賓がお祝いに駆けつけた。
宋会長は、「60周年を迎えられたのも諸先輩の苦難があってこそ。未来に向けて組織を受け継ぐ大きな責任を痛感しています」と述べ、功労者15人に感謝状を手渡した。功労者を代表して6代目会長を務めた許福先顧問(83)が、「同胞宅を1軒1軒回って会員集めをしたことが昨日のことのように思いだされる」と創立当初を振り返った。
テーブルには婦人会がこの日のために準備した心づくしのチヂミやチャプチェ、ムク、キムチ、ナムルなどの韓国料理が並んだ。参加者中4人の最高齢者には、婦人会広島から祝い金と記念品が贈られた。
民団滋賀は1泊で慰労
【滋賀】民団滋賀本部(具滋源団長)は26日、70歳以上のお年寄りを三重県伊勢市賢島に招き、1泊2日の日程でもてなした。世話役の民団や婦人会役員を含め約80人が参加した。アトラクションでは韓宇景さんの歌う韓国民謡の数々に手拍子をうちながら声援を送った。
(2010.9.29 民団新聞)