掲載日 : [2010-10-06] 照会数 : 6495
「6・25」60周年
[ 仁川寿鳳公園の在日学徒義勇軍参戦記念塔前での60周年記念式 ]
「首都奪還」記念し行進 ソウル
在日学徒義勇軍しのぶ 仁川
【ソウル】6・25戦争ソウル収復60周年および第62周年「国軍の日」記念式と街頭行進が9月28日にソウルの景福宮興礼門前の広場と光化門通りで行われた。
李明博大統領は、式典での記念演説で、天安艦爆沈事件を念頭に「我々に何が不足し、なにが問題なのか徹底して見つけ出さねばならない。果敢な改革で、軍の革新の転機にしよう」と呼びかけた。
この式典には、白善予備役大将ら軍の長老や6・25参戦国の政府代表および参戦勇士、各党代表、参戦国駐韓外交使節、学生・市民ら約6000人が参加した。
翌29日には、在日学徒義勇軍の第60周年6・25参戦記念式が仁川寿鳳公園の在日学徒義勇軍参戦記念塔前で約300人が参席して行われた。
日本からは、在日学徒義勇軍同志会の李奉男会長ら関係者、民団中央本部の鄭進団長、黄迎満議長、金昌植監察委員長をはじめ役員や常任顧問、余玉善婦人会中央会長、朴善貴青年会中央会長など約70人が参加した。
学徒義勇軍同志会の金炳翼会長の開会辞についで、李明博大統領の祝辞(国家報勲処報勲審査委員長代読)、ウイリアム在韓米軍8軍副司令官の祝辞が続いた。
鄭進団長は記念辞で「私たちは殉国先烈の愛国精神を受け継ぎ、必ず平和・民主統一を成し遂げ、北韓同胞にも自由と民主主義と繁栄の輝きが及ぶように尽力する」と表明した。
式典に先立ち、鄭団長から、仁川上陸作戦60周年を記念し、本国在住学徒義勇軍同志会員を代表して趙萬鐵氏に表彰状と有功章が贈られた。
(2010.10.6 民団新聞)