掲載日 : [2010-10-06] 照会数 : 7299
ゲーム感覚で韓国語 宮城「オリニ文化スクール」後半期開始
[ 我が子と一緒に学習する保護者の姿も ]
【宮城】小学生を対象とした民団宮城文化センター「オリニ文化スクール」後半期が9月12日から仙台市内の宮城韓国会館で始まった。初日は15人が友人との再会を喜びあい、久しぶりに韓国語の授業に向かった。
授業の進行はほとんど韓国語だが、ゲーム感覚で単語や文章をリズミカルに反復していくため、知らず知らずのうちに簡単な会話を習得できる。あるオリニは、「先生がなにを言っているのか分からないときもあるけれど、よく聞いてみると習った単語やセンテンスが出てくるので、何となく意味が分かってくる。やっぱり韓国語の授業は楽しいです」と感想を語った。
韓国語学習を終えると青年会宮城本部の指導のもと、ユンノリやコンギに歓声を上げ、韓国の打楽器に親しんだ。保護者の一人は、「オリニたちの韓国語の上達ぶりには目を見張っている。12月のクリスマス会でどんな発表をしてくれるのか、いまから楽しみ」と話していた。
保護者会も結成
オリニ文化スクールにわが子を通わせる保護者の会「希望の会」の役員が決まり、10月から本格的に活動を始めた。12月のオリニクリスマス会には同会独自の演目をと準備に追われている。
会の結成は5月。子育ての悩みを交わすなか、「親として子どもたちのために何かできないか」と、保護者20人余りと婦人会宮城本部(李京子会長)との懇親会の席で話し合ったのが始まりだった。
6月には婦人会の李会長を講師に韓国料理教室を開くなどして、会員間の親睦を深めてきた。
(2010.10.6 民団新聞)