掲載日 : [2010-10-06] 照会数 : 7388
<婦人会研修>「天安艦」怒り新た 女性長官賞表彰式も
[ 女性家族部長官賞の表彰式 ]
【ソウル】在日韓国婦人会(余玉善中央本部会長)の本国研修会が9月26日〜29日までソウルで開かれ、全国から幹部ら約160人が参加した。
27日には、京畿道平沢の海軍第2艦隊司令部を訪問、安保状況の説明を受けた後、展示されている哨戒艦「天安」を見学。北韓の蛮行に怒りを新たにした。
同日の民団中央本部主催晩餐会には白熙英女性家庭部長官、金守漢韓日親善協会中央会会長らも参席した。祝辞で鄭進団長は、「今後も民団と共に在日同胞のために尽力してほしい」と要望した。
白長官も祝辞で、婦人会の本国研修について「故国に対する愛情を一層深める意義深い行事」だと強調。婦人会の活動に感謝を表明した。
28日午前の女性家族部長官表彰式では、金ギョシク次官が、金彩玉(兵庫県)、韓三燮(中央)、李玉子(山梨県)、朴行子(福島県)、朴貴禮(大阪府)、韓初恵(福井県)、朴富栄(愛知県)、辛種連(岡山県)、朴春子(高知県)氏の9人と東京・荒川支部に表彰状を手渡した。
同日午後には青瓦台に金潤玉大統領夫人を訪ね、婦人会の力点事業について説明。日本地方参政権や民族教育問題などで要望した。
金潤玉夫人は、本国の発展のための婦人会をはじめとした在日同胞の持続的支援・協力に感謝を述べるとともに、在日同胞社会の宿願である地方参政権の早期実現を願っていると表明、激励した。
同日の全国会長会議と婦人会規約改正に関する公聴会では、来年の定期大会に向けて改定作業を進めていくことが確認された。
(2010.10.6 民団新聞)