掲載日 : [2003-05-29] 照会数 : 3528
来月15日に「ハナ・マトウリ」(03.5.28)
大阪の民団、総連、市民…交流の輪広げようと
【大阪】大阪の民団府本部(金昌植団長)と朝鮮総連(宋昌徒委員長)は6月15日、大阪城公園「太陽の広場」で第2回の「大阪ハナ・マトゥリ」を開催する。
「マトゥリ」は日本語の「祭り」に通じる古代朝鮮語。今回は、2000年の「南北共同宣言」1周年を記念して大阪ドームで開かれ、大阪府在住の民団、総連同胞はじめ府民ら3万人が集った第1回に次ぐ開催。その時にはぐくんだ民団、総連の在阪同胞と日本市民の交流をより深めようというねらいで開かれる。
オープニングは、在阪の民族学校に通う同胞生徒と日本の学校に通う児童ら2000人が「一つの大阪」を表す「ハナOSAKA」の人文字をつくる。
会場は、ステージ、コリア飲食コーナー、コリア民俗ノリ(遊び)コーナーなど民族色豊かな催しが企画される。ステージでは、民族学校の児童・生徒はじめ韓国青年会などが民族舞踊やサムルノリなど様々な公演が行われる。飲食コーナーでは、民族学校生の保護者らがキムチをはじめチヂミ、冷麺、ピビンバなど日本の市民にもなじみ深い韓国料理が提供される。売り上げは民族学校支援の一助に使われる。
また、民俗ノリコーナーでは、チャンギ(韓国将棋)、ユンノリ、パドゥ(囲碁)などの伝統遊戯の遊び方が学べる。
この他、フリーマーケット、金魚すくいなどの店も出され、お祭り気分で楽しめる。
(2003.5.28 民団新聞)