掲載日 : [2003-06-22] 照会数 : 3720
韓国女子サッカー、日本破りW杯初出場(03.6.22)
[ 先制ゴールを決めおたけびの黄仁善と韓国イレブン ]
[ W杯初出場を決めイレブンから胴上げされる安ジョングァン監督 ]
少ないチャンス、しっかり決めた
急成長の韓国、北韓とアベック出場
女子サッカーのワールドカップ(W杯=9月20日開幕・米国)予選を兼ねたアジア女子選手権は21日、バンコクで3位決定戦を行い、韓国が日本を1−0で破り、W杯初出場を決めた。決勝では北韓が延長の末、2−1で中国を破って2大会連続2度目の優勝を果たした。これで南北そろってW杯に出場する。
韓国女子はこれまで、日本との歴代Aマッチは、0勝8敗5分けと、一度も勝利がない。この日も日本は序盤から激しい攻撃を展開、韓国は劣勢が続いたが、体を張った守備で失点を防いだ。
そして前半18分、日本のDFがゴール前での混戦からのこぼれ球をMF黄仁善(INIレッドエンジェルス)が決め、先制ゴールを決めた。
韓国は後半6分、朴ウンソンが退場、数的に劣勢となり日本に再三、決定的な形をつくられたが10人でゴールを死守し、そのまま逃げ切った。
この結果、既に出場権のある中国(当初の開催国)を除く上位2チームの北韓と韓国がW杯出場権を獲得。中国を除き3番目となった日本は、北中米カリブ海3位のメキシコとのプレーオフに回り、勝てばW杯出場権を得る。