【大阪】京畿道で10月6日から始まる第92回全国体育大会に出場する在日同胞選手団役員が21日、大阪韓国人会館で会見し、海外同胞部門連覇への意欲を語った。
引率団長を務める金漢翊民団大阪本部団長は、「国体は在日同胞青少年に夢と希望を与えてくれる。過去、出場選手の中からプロをめざして羽ばたいていった選手もいた。民団の重点方針である次世代育成運動にもつながる。選手たちが最高のコンディションで試合に臨めるようサポートしていきたい」と意気込みを述べた。
海外同胞部門の総合順位は昨年から採点方式が変わり、獲得したメダルの数で決まる。これについて金一波総監督(在日大韓水泳連盟会長)は、「採点方式が変わったことで、金メダル数が大きく影響すると思う。選手たちが持てる実力を十二分に発揮できるような環境を提供していきたい」と決意を述べた。金メダルを狙える有望種目はサッカー、テニス、ゴルフ、ボウリング、スカッシュ、卓球、テコンドーなど。国内部門の水泳、柔道にも期待がかかる。
会見には体育会中央本部から宋基泰副会長と金英宰顧問、洪性仁顧問、民団大阪本部からも関係者多数が出席した。
(2011.9.28 民団新聞)