李大統領は国連総会参加のためにニューヨークを訪問中の20日、人権団体「アピール・オブ・コンシエンス(良心の訴え)財団」が授与する「グローバルリーダーシップ賞」(世界指導者賞)の授与演説で、「大統領在任中に私がすべき役割は、(韓半島)統一の日が来るよう基礎を固めることだ」と述べた。
李大統領は「私は韓半島の7000万全体が幸せで平和に生きることを願う。そのためにまず(北韓が)非核化を通じて韓半島の平和に対する脅威を取り除き、南と北が相互信頼を構築することが最も重要だ」と北韓に対して核放棄を促した。
また、「韓国が歩んできた貧困との戦いは、単に物質的な豊かさのためではなく、人間の尊厳のための闘争だった」と述べ、「韓国は支援を受ける側の心情を誰よりも理解する。支援を受ける人々の歴史と文化、宗教と慣習を尊重し、謙虚に支援する」と強調した。
(2011.9.28 民団新聞)