【ソウル】在日同胞をはじめ、祖国への思いを胸にしながら海外で亡くなった同胞の遺骨が安置されている国立公園墓地「望郷の丘」(忠清南道天安市)で1日、第36回合同慰霊祭(望郷祭)がしめやかに営まれた。民団中央本部から許孟道副団長を含め在日同胞関係者70人が参列。政府、忠清南道、天安市関係者、墓参者など全体で約300人を数えた。
鄭進団長は追慕辞(許副団長代読)のなかで、「民団は創団65周年を迎え次世代育成運動と在外国民選挙参与運動を推進中です。皆さんの遺志を継承して、これからも在日同胞社会の権益擁護と地位向上に努力していく」と述べた。
参列した在日学徒義勇軍同志会の李奉男会長らは、韓国側の金炳翼会長とともに、6・25韓国戦争で戦い「望郷の丘」に眠る戦友を偲ぶとともに、平和守護への決意を新たにした。
(2011.10.5 民団新聞)