在日学徒義勇軍しのぶ
【ソウル】在日学徒義勇軍の第61周年6・25韓国戦争参戦記念式が9月29日、仁川寿鳳公園の在日学徒義勇軍参戦記念塔前で約250人が参席して行われた。日本からは、在日学徒義勇軍同志会の李奉男会長ら関係者、民団中央本部の鄭進団長、黄迎満議長、金昌植監察委員長をはじめ3機関役員や常任顧問、余玉善婦人会中央会長、朴善貴青年会中央会長など約40人が参加した。
鄭進団長は記念辞で「在日学徒義勇軍は自由民主主義の祖国を守護するとの信念から生命を捧げた。その犠牲の上に今日の発展した祖国がある」と強調、「私たちは在日学徒義勇軍の高貴な精神を継承し、祖国の先進化統一と明るい在日同胞社会の構築のために全力を尽くす」と表明した。
在日学徒義勇軍は、6・25戦争勃発の際に日本各地から青年・学生642人が自ら志願して入隊、仁川上陸作戦などに参戦。このうち135人が戦死した。
(2011.10.5 民団新聞)