【ソウル】北韓の金正日国防委員長が死亡したことを受け、李明博大統領は19日、青瓦台での国家安全保障会議(NSC)を緊急招集し、関係閣僚らと今後の対応を協議した。会議には金滉植総理、金星煥外交通商部長官、柳佑益統一部長官ら閣僚と千英宇外交安保首席秘書官ら青瓦台高官らが出席した。
李大統領はこの日、オバマ米大統領、野田佳彦日本首相、メドベージェフ露大統領とそれぞれ緊急電話会談を行い、北韓の状況を注視しながら緊密に協力していくことで一致した。
合同参謀本部は同日、全軍非常警戒態勢に突入した。韓国軍は前線地域でRF4偵察機などの偵察・監視装備を増強し、監視態勢を強化した。韓米連合軍司令部とともに北韓軍の動向も細密に監視中だ。
(2011.12.21 民団新聞)