テコンド演武も 栃木青商
栃木青商(崔鎌憲会長)が主催した11日の「家族クリスマス会」は、両親や祖父母とともに参加した小さな紳士・淑女が主役。韓相榮さん(民団栃木本部事務局長)の指導でテコンド演武を披露したり、ジャグラーと一緒に夢中になって遊んだ。
イントロだけで曲名を当てたり、イラストを見てその品物の名前を韓国語で発音するゲームでは子どもたちが真っ先に手を挙げ、次々に商品を手にしていった。
参加者は約250人。栃木の在日社会では最大級の行事として定着している。栃木韓国商工会議所の陳賢徳会長は、「この子たちが10年後か20年後、在日社会のリーダーとして成長してくれたら」と期待していた。
席上、民団栃木本部(金一雄団長)から同青商に活動資金として20万円が贈られた。
18人に修了証 民団宮城文化スクール
民団宮城本部(李根団長)は4日、クリスマス会に先だって「11年度オリニ文化スクール」の修了式を行った。登録者22人のうち、この日出席した18人全員に修了証書と記念品が贈られた。発表会では小学校5、6年生が韓国語の詩を情感豊かに朗読し、最後に全員で「U&I」など2曲を韓国語で合唱した。
クリスマス会は「文化スクール」参加者以外のオリニも加わり、合わせて56人を数えた。リーダー役の青年会関係者や家族も加わり、会場は100人でにぎわった。婦人会宮城の用意したカレー、ホットック、カクテキを味わい、ゲームを楽しんだ。
目立つ初参加者 民団愛知
愛知では4日、オリニ47人が民団本部会館でのクリスマスパーティーに参加。リーダー役を務めた青年会愛知本部(李法子会長)の役員と一緒になって韓国語ゲームやケーキづくりに興じた。
目立ったのは初参加組。夏のオリニキャンプや民団岡崎支部のオリニ事業を契機にクリスマス会に足を運んだというオリニが10人を数えた。また、小学生のころからずっと参加している中・高校生は率先して各班をリードするなどの成長ぶりを見せていた。帰りがけには「来年夏のキャンプを楽しみにしているよ」と声もかかり、青年会役員を感激させていた。
広島韓国学園も
広島韓国学園が10日、広島韓国会館で開いたパーティーには子どもたち27人が参加。青年会メンバーや学園スタッフとともにゲームを楽しんだ。
(2011.12.21 民団新聞)