2008年2月に焼失した韓国の国宝第1号・崇礼門(南大門)の復元工事が年内に完了する予定だ。日本の支配を受けていた時期に撤去された左右両側の石の城壁も復元される。
総工費は約250億ウォン。民団はその費用の一部にと、全国団員らの心のこもった5億8700万ウォンを関係当局に伝達した。復元工事は焼失2年後の10年2月10日から本格的に始められた。それに先だち城壁の基礎部分を探すため、09年末まで崇礼門の周辺での発掘調査が行われた。
(2012.1.11 民団新聞)