「北朝鮮における『人道に対する罪』を止める国際NGO連合」(略称ICNK)は8日、北韓の組織的かつ広範な人権侵害を告発する、金正恩宛ての共同公開書簡(英文)を世界各地の主要な駐北韓大使館に伝達した。
書簡では、国連調査委員会による「管理所」を含むすべての拘禁施設へのアクセス、集団処罰で「管理所」送りとなったすべての家族の釈放などを求めている。
アムネスティ・インターナショナル、ヒューマン・ライツ・ウオッチ、NO FENCEなどで構成する日本チームは10日、東京・千代田区の総連中央本部会館まで持参した。代表が玄関先のインターホンを通じて連絡したところ、総連側は受け取りを拒否した。
(2012.1.18 民団新聞)