【兵庫】釜山市の書鳴初等学校(李亨桂校長)から児童30人が17日、兵庫県小野市立下東条小学校(千葉睦男校長)を正式訪問した。
歓迎式で下東条小の児童は、手紙やお手玉などが入った手作りの折り紙箱をプレゼント。発表会では、下東条側が「アリラン」をリコーダーで演奏し、書鳴側は木管楽器演奏と「扇の舞」などの民族舞踊を披露した。
書鳴を代表して姜ミンジさん(小6)と辛ボラムさん(小6)は、「今日の招待が夢みたい。お互い楽しい時間になるよういろいろと話をし、これからも交流を続けていきたい」とあいさつした。
両校の国際交流を取り持った橋本利昭さん(NHK神戸韓国語担当講師)は、「中・高校の交流はあるが、小学校の交流はめずらしい。両校の交流をこれからも継続していきたい」と話していた。この日の交流会は金麟國駐神戸領事、趙美玉神戸韓国教育院院長ら多数が見守った。
(2012.1.25 民団新聞)