民団大阪と教育院共催
【大阪】民族学級・クラブなどで学ぶ子どもたちによる「ウリマルイヤギ・カルタ大会」(民団大阪本部、大阪韓国教育院共催)が5日、大阪市立舎利寺小学校で開かれた。6回目を迎えた今年は昨年を上回る約200人が出場し、応援に来たオリニ、保護者、引率者を含め約500人が見守る中、日ごろの韓国語学習の成果を競い合った。
「カルタ大会」には神戸市など府外からも学校単位で参加。応援の保護者や民族講師らの見守るなか、32チームが民団大阪本部の制作した「ハングルカルタ」を使用して熱気あふれるトーナメント戦を繰り広げた。
一方、「イヤギ大会」では子どもたちが「課題作文」と「自由課題」の両部門に分かれて発表した。審査委員長を務めた奈良韓国教育院の申相國院長は、「審査にあたっては発音の正確性を重視した」という。民団生野中央支部の金裕珠支団長は、「みんな、課題をよく暗記しているのに感心した」と話していた。
主催者を代表して民団大阪本部の李龍権団長代行は、開会辞で、「『ハングルカルタ』を使用してからすでに5年が経過したことから、新たに『ハングルカルタ2』を制作しており、現在のカルタには収録されていない基本単語ばかりか、韓国の偉人や山河も加えている。大いに有効活用されることを期待する」と述べた。
大会の結果
◇イヤギ大会
▽最優秀賞=大阪市立中川小学校6年・金美知「大きな夢」
▽優秀賞=守口市立寺方小学校4年・朴智恵、門真市立四宮小学校6年・徐侑史、大阪市立中川小学校6年・趙光莉
◇カルタ大会
▽低学年の部優勝=大阪市立中川小学校「チング」
▽低学年の部準優勝=大阪市立舎利寺小学校「舎利寺セクトン」
▽高学年の部優勝=大阪市立御幸森小学校「キジョク2」
▽高学年の部準優勝=大阪市立舎利寺小学校「舎利寺ムグンファ」
(2012.2.8 民団新聞)