新三機関長を選出する、民団の第52回定期中央大会が23日午前、韓国中央会館で始まった。
中央委員、代議員総数527人(未配定3人、欠員23人)中、454人が出席(成立時点)して成立。
黄迎満議長は「韓半島の平和定着が重視されるほか、韓国では国会議員選挙、世界の主要国でもリーダーが交代する。歴史的に意義のある大会だ。宣言、綱領、規約を改正するほか、新たな求心力が必要とされる民団の新リーダーを選出してほしい」と強調。
鄭進団長も「5・17事態によって、6年前の臨時大会で選出されたが、全国の皆さんの力強い応援があったから、2期の任期を全うできた。本当に皆さんに感謝したい。新しい三機関長とみなさんが団結して、力強い民団にしてほしい」と述べた。
金昌植監察委員長は「この3年間、全国組織人の協力で乗り越えてきた。さらに団結する民団をめざそう」と挨拶した。
前日の第66回定期中央委員会で承認された新年度活動方針の報告につづいて、綱領と規約の改正案と第七次宣言文を審議し、満場一致で採択された。新しい綱領には、日本地域社会の発展に寄与することが追記された。規約では支部三機関長の就任資格を日本国籍者同胞も緩和した。また、前日の中央委員会で承認された韓商連の直轄についても報告された。
この後、任期満了に伴い三機関長が総辞職。第53期の新役員選出を行う。 新三機関長にはそれぞれ2氏ずつ立候補しており、約500人の中央委員、代議員に合わせて地方組織役員らで構成する選挙人の投票によって決まる。
まず団長候補の呉公太前中央副団長と金昌植前監察委員長が中央委員、代議員の前で最後の所信演説を行い、中央委員、代議員による投票が始まった。