日帝の植民地統治に抗して韓半島全域で「大韓独立万歳」を叫び、200万以上の民衆が立ち上がった「3・1独立運動」(1919年)の93周年記念式典が1日、全国各地の民団で開かれた。
民団東京本部(金龍濤団長)が主催した韓国中央会館での式典には民団幹部ら200人が参加。民族の独立、平和、民主発展の3・1精神を継承し、韓半島の平和構築と民主的・平和的南北統一の推進を誓った。同時に、在外韓国国民として4月の国会議員選挙と12月の大統領選挙に積極的に投票参加することを確認した。
金東京本部団長は開会辞で、「祖国の発展と韓日両国の友好親善を通じ在日同胞が安心して暮らせる環境づくりに一層努力しよう」と強調した。
続いて、申珏秀駐日大使が李明博大統領の3・1節記念辞を代読した。
中央本部の呉公太団長は記念辞で、「北韓は3代世襲を推進し、韓半島の平和と安定に逆行する『先軍思想』(軍事最優先・核開発推進)を放棄していない」とし、北韓の軍事挑発を防ぐ堅固な安保体制の堅持と同時に、北韓の非核化および改革開放を促す国際世論の包囲網構築が急がれると指摘した。
呉中央団長は、また在外国民の権利を行使すべく、2大選挙への積極参加を呼びかけた。
(2012.3.14 民団新聞)