韓国農協中央会日本事務所(李安所長)が3月初めに東京・新宿のコリアタウンに開設したアンテナショップ1号店が、若い女性らでにぎわっている。
店舗は新大久保通りに面した韓流ショッピングマート「チョンガーネ」の入口。同マートには1日平均約1万5000人が来店するという。
売れ筋は「書院禅食」。玄米やハトムギ、大豆など20種類の穀物類を焙煎、粉状にしたもの。牛乳などと混ぜて朝食の代用にでき、ダイエット効果があるという。チャメ(マクワウリ)も「とても甘い」と人気商品のひとつ。キムチやゆず茶、サムゲタンのほか、パプリカなども店頭に並んでいる。
李所長は「農協商品は安全だという安心感があるようだ。韓国でも人気の商品をどんどん増やしていきたい」と抱負を語った。
(2012.3.28 民団新聞)