掲載日 : [2003-09-03] 照会数 : 3908
ハルモニたち、腹話術で大笑い(03.9.3)
[ 腹話術に大笑いのハルモニたち
]
■□阪神支部の給食サービス「ウリチプ」
日本人ボランティアが協力■□
【兵庫】管内の同胞高齢者に月に1回給食サービスを提供している民団阪神支部(厳昌燮支団長)「ウリチプ」が28日開かれ、19人のハルモニたちを前に、日本人ボランティアの藤井暁子さん(60)が腹話術を披露、ハルモニたちを喜ばせたた。
藤井さんは、神戸あすなろ腹話術サークルの副会長で、腹話術を始めて30年。小学校の教師をしていた頃からの趣味がこうじて、4年前に教師を退職した後は子どもやお年寄りたちの集まりにボランティアとして演じてきた。同支部の給食サービスを紹介した新聞を見て、「身近な国のお年寄りたちに、少しでも役にたてば」とウリチプで演じさせてほしいと連絡して今日の運びとなった。
厳支団長やハルモニたちは、婦人会や支部職員らが作ったナムルスープやチャンジャ大根などの韓国料理に、「美味しい!」とお腹を満たしたあと、午後から始まった腹話術に、ハルモニたちは「子どもの頃見たことがある」と口をそろえて童心にかえって昔をなつかしむように楽しんでいた。
藤井さんは「喜んでもらえる姿が励みになる」とこれからも同サービスでボランティア演技を続けていきたいという。
当日は、民団兵庫県本部から白永煕団長や尹達世事務局長も激励に訪れた。
(2003.09.03 民団新聞)