掲載日 : [2003-09-18] 照会数 : 3658
民謡のリズム踊りの輪広がる 各地で敬老会(03.9.17)
[ 多くのハラボシ、ハルモニが集まった生野南支部の敬老会 ]
敬老の日の15日を前後して、各地の民団や婦人会でもお年寄りを招いて楽しむ敬老会を開催した。婦人会員らお手製の韓国料理を味わいながらウリ民謡にあわせて踊り、楽しい一日を過ごした。同胞ばかりの集いでは、ウリマルで世間話ができるなど、気兼ねなくくつろげる敬老会となったようだ。
生野では3百人
【大阪】市内のトップをきって、民団生野南支部(梁致福支団長)の敬老会が7日、近畿産業信用組合生野支店(金光郁支店長)で開かれ、ハラボジ、ハルモニら約300人が参加した。
梁支団長は「こんなに多くのハラボジ、ハルモニたちが来てくれて心から感謝します。今日は思う存分楽しく過ごして下さい」とあいさつしたあと、敬老会に全面的に協力した婦人会、青年会員らの労をねぎらった。支部からの依頼を受けて会場を提供した生野支店でも、手付かずだった3階会議室の床や壁の塗り替えなど全面改装して対応したという。
テーブルには、婦人会同支部(朴点順会長)が準備したチヂミやチャプチェ、ムクなど、手作りの韓国料理が所狭しと並び、お年寄りたちは美味しそうに頬張っていた。
また、チャングの音にあわせてアリランやトラジなど韓国ノレが流れると、次々とハルモニたちの踊りの輪が広がった。
また当日は、民団大阪地方本部(金昌植団長)の李龍権議長はじめ呉龍浩副団長、任正福事務局長らがお祝いにかけつけた。
70人が歌い踊る
民団西東京本部(李忠征団長)の敬老長寿祝賀会は15日、本部会館で開かれた。
敬老会には、管内に居住する75歳以上のお年寄り70余人が参加した。韓国料理のごちそうに舌鼓を打ちながら、韓国舞踊と民謡などを楽しんだ。
80歳以上に祝賀金
【栃木】民団栃木県本部(林宏団長)は12、13日の両日、80歳以上のお年寄りの暮らす同胞家庭に各1万円の敬老祝賀金を手渡した。
この敬老祝賀金の試みは林団長が就任した昨年から始まった。対象は34人と昨年より4人多い。
県本部の林団長が各支団長らと戸別訪問、ゆず茶とカリン茶のセットとともに贈った。
(2003.9.17 民団新聞)