掲載日 : [2003-09-19] 照会数 : 6088
金昭夫副議長が本国台風義援金にと1000万円
[ 金昭夫副議長(左から3番目)は19日、金宰淑中央本部団長に義援金を寄託した ]
「母国の苦痛は在日の苦痛」と1000万円
本国全土に甚大な被害をもたらせた台風14号(メミー)の復旧の一助にして欲しいと、慶尚南道道民会会長でもある金昭夫・民団中央本部副議長は19日、民団中央本部を訪れ、義援金1000万円を寄託した。
金昭夫副議長は今回の台風14号で特に被害の大きかった慶尚南道が故郷でもあり、「本国全土に甚大な被害を出した。民団が全面的に募金運動をやると聞き、私も在日同胞の一人として微力ながらも役に立ちたいと思った。在日同胞は異国にこそ住んでいるが同じ韓民族として国を愛しているし、本国の痛みは私たちも同じ苦痛として感じている」とコメント。
又、「特に農家が一生懸命かけて作った農作物が全滅したことを見て、言葉が出ないほど心が痛かった。1日でも早く復旧することを願う」と話していた。
金昭夫副議長は10月3日には故郷の慶尚南道晋州を訪れ、直接現地を視察すると共に義援金を伝達し被災者たちを激励するという。
(2003.09.19)