掲載日 : [2003-10-16] 照会数 : 3716
10月のマダン 各地で真っ盛り(03.10.15)
[ 支部対抗の綱引きで思いっきり汗を流す団員(東京) ]
地域同胞が親睦・交流深める
運動会など楽しむ…韓日交流も
民団「創団の月」を記念して、地域に居住する全同胞の親睦と交流をはかる「10月のマダン」が各地で真っ盛りだ。運動会やボウリングなど家族そろって参加し、世代を超えて交流を深める姿が見られた。交流の広場「10月のマダン」は、11月初旬まで各地で開かれる。
東京では韓国学校と共催で
民団東京本部(許孟道団長)は来年4月に開校50周年を迎える東京韓国学校(孫性祖理事長、金龍満校長)と共催、4日に台東リバーサイドスポーツセンター内室内競技場で実施した。韓学関係者も含め2000人以上が参加した。
第1部が韓学を主体とした運動会プログラム。初等部から中・高等部までの児童・生徒に「土曜学校」のオリニも加わって13種目の各競技を繰り広げた。民団は支部対抗障害物リレーと綱引き、2人3脚リレーに出場した。トーナメント方式で盛り上がりを見せた綱引きでは4回を勝ち抜いた江戸川支部(秦善洋支団長)が優勝した。総合順位は1位が北支部、2位豊島支部、3位世田谷支部の順だった。
第2部では民団支部対抗のカラオケ大会で自慢の喉を競い合った。
【神奈川】民団神奈川県本部(殷鍾七団長)では、例年開催してきた「コリア庭園」がある三ツ池公園が工事中であることから規模を縮小して、ほぼ毎月1回のペースで「ミニ・マダン」を開いてきた。9月28日にはコリア庭園前でプンムル演奏や韓国屋台の出店を出して観覧客を楽しませた。
韓国焼酎やマッコリを片手にチヂミやキンパッ(韓国ノリ巻き)を食べながら秋の一日を楽しんだ。次回は今月26日に行われる。
【栃木】民団栃木県本部(林宏団長)は4日、日光市運動公園で開かれた市民イベント「日光けっこうフェステイバル03」に協賛、主催団体と一緒になって国際色に彩りを添えた。同フェスタの運営に民団が関わったのはこれが初めて。昼間は市民14000人でにぎわった。会場の一角に設けられた「屋台横町」では婦人会栃木県本部がテントの下、韓国食品を販売。中でも熱々のチヂミと豚キムチ汁が市民に喜ばれていた。また、「日韓交流コーナー」と銘打ったステージではサムルノリ演奏も繰り広げられた。
【秋田】民団秋田県本部(孫良男団長)の「10月マダン」は4日、小泉潟公園で県内在住の同胞や日本市民ら90余人が参加して、ミニ運動会とミニサッカーを楽しんだ。秋晴れの行楽日和となった中、焼き肉や韓国餅を食べながら、チャンゴをたたいて楽しく踊るなど和やかな雰囲気の中で行われた。マダン終了後、敬老会が秋田温泉プラザで開かれた。
【石川】民団石川県本部(金次郎団長)のマダン「ボウリング大会」は5日、金沢市内のレジャー施設で、県内の団員ら45人が参加して開かれた。ボウリング大会は、老若男女が参加できると昨年から始まったもので、今年も家族総出で楽しんだ。「手ブラで帰すわけにはいかない」と関係者の意気込み通り、商品券や参加賞など多数が手渡された。
【滋賀】民団滋賀県本部(安相鳳団長)のマダン「大運動会」が一足早い9月28日、琵琶湖畔の守山パークで、県内の団員ら700余人が参加して開かれた。支部対抗リレーや綱引きなど全世代が運動会を楽しんだ。
(2003.10.15 民団新聞)