掲載日 : [2003-10-29] 照会数 : 4817
笑顔と歓声こだま 同胞交流楽しむ10月マダン各地で(03.10.29)
[ ユンノリに興じる埼玉の団員たち ]
[ 会場を沸かせた玉入れ(和歌山の運動会) ]
秋空の下、各地で10月のマダンが開催され、幼児から1世のお年寄りまで、全世代が同胞の交流を楽しんだ。運動会あり、宴会あり様々な趣向を凝らして交流がはかられた。
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高麗神社で開催
【埼玉】民団埼玉県本部(馬秉楽団長)の10月マダンは26日、埼玉県日高市の同胞ゆかりの高麗神社の境内で開かれ、約5百人が参加した。
県内各地から大型バスや乗用車でやってきた団員らは、支部対抗ユンノリ、のど自慢、綱引きなどを楽しんだ。各支部や婦人会、青年会がテント屋台で焼肉、トック、チヂミ、キムチなどを販売。韓国歌謡が流れる中、参加者らは缶ビールや甘酒などを手に談笑した。
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抽選会楽しむ
【西東京】民団西東京本部(李忠征団長)は25日、本部会館で幹部研修会と10月マダンを開いた。団員ら130余人が参加し、北韓情勢について学んだ後、10月マダンの宴会に入った。韓国料理に舌鼓をうちながら、ビンゴゲームや抽選会を楽しんだ。
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長野・山梨合同で
【長野】民団長野県本部(崔再龍団長)は19日、4回目の「10月のマダン」を民団山梨県本部(朴喜雄団長)と合同で「長野県松本青年の家」で開催した。約250人が参加し、韓国歌謡・民謡ショー、ミニ運動会、抽選会などで楽しくすごした。
各支部・婦人会、あすなろ信組職員らが準備したプルコギ、ウゴジスープ、キムチの昼食会で談笑の輪がひろがり、交流を深めた。
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焼肉パーティーも
【宮城】民団宮城県本部(朴鍾煥団長)は18日、名取スポーツパークで野遊会を楽しんだ。
家族連れの団員150人が参加した。この日のためにと、婦人会宮城県本部では山形風と東北風の芋煮鍋を用意、炊きたてのご飯にキムチを添えて配った。焼肉を中心にしたバーベキューパーティーもあって団員に好評だった。
このほか、喉に自信のある有志がカラオケ大会を盛り上げ、お米などの各種景品の当たる抽選会も行われた。
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芋煮で交流図る
【山形】民団山形県本部(金鍾文団長)は11日、山形市内の馬見ヶ崎河原公園で10月のマダン「芋煮会」を開いた。日韓協、婦人会と供崔し、団員や地域住民ら150余人が参加した。
東北名物「芋煮」とタッケジャンに加え、マッコリも入って交流を楽しんだ。山形日韓協(木村莞爾会長)の水害義援金募金も金団長に手渡された。また婦人会本部(鳳林会長)の韓国食品や家庭用品などを販売したバザーも好評で、収益は地域の福祉協会に寄付される。
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運動会に6百人
【三重】民団三重県本部(姜勝煕団長)は13日、四日市ドームで恒例の大運動会を開いた。県下の団員や日本市民ら600余人が参加し、交流を深めた。
桑名、四日市、鈴鹿、津、松阪、上野、伊勢、尾鷲の各支部から駆け付けた家族連れの団員や県や市の議会議員、日韓協関係者も混じって汗を流した。また柳洲烈駐名古屋総領事や金南秀体育会中北本部会長らも参加した。
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婦人会キムチが好評
【和歌山】民団和歌山県本部(金考相団長)の10月マダン「韓国人秋季大運動会」が26日、広瀬小グランドで開かれ、団員はじめ婦人会同本部(嚴正子会長)や青年会同本部(申宗義会長)、地域住民ら200余人が競技に参加した。
ころびながらも一生懸命走る姿にあちこちから声援が飛び、迷走レースでは顔中白い粉だらけになりながらアメ玉を捜す姿に笑いが飛び交った。
例年、婦人会が販売しているチヂミやキムチが人気で、この日も注文が殺到し、午前中に完売するなどうれしい悲鳴をあげていた。
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民俗芸能を発表
【兵庫】民団兵庫県本部(白永煕団長)の10月マダン・第8回兵庫県韓国学園連合文化祭は26日、民団兵庫県本部会館で開かれた。
兵庫県下で開催されている11の韓国学園で学ぶ生徒による韓国語弁論大会、サムルノリや韓国舞踊、合唱などの民俗芸能発表が行われた。オモニたちによる華やかな「扇の舞」やオリニのサムルノリ演奏に大きな声援が飛んだ。
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ソフトボールで汗
【京都】民団京都府本部(金有作団長)は26日、京都韓国学園グラウンドで支部対抗ソフトボール大会を実施した。40、50歳代の中堅世代を民団行事に参加させようと金団長の発案で実現した。選手を含め100人余りが参加した。
試合は全6チームが2グループに分かれてリーグ戦を行い、南京都支部が接戦を制した。JCのメンバーも多数観戦に駆けつけた。
試合終了後はグラウンド内で懇親の焼肉パーティーを楽しんだ。
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韓国昔話に聞入る
【岡山】民団岡山県本部(許東郁団長)は19日、「10月マダン」の一環としてオリニから大人まで世代を超えて楽しめるようにと外部から専門の講師を招き、県本部会館で「韓国の昔話を聞く会」を開いた。同本部としては初めての企画。家族連れを中心に60人余りが参加した。
韓国の昔話は日本と共通点も多く、オリニたちの心をしっかりとらえたようだ。最後までじっと聞き入っていた。また、26日には百間川緑地多目的広場でスポーツ大会も開いた。
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熱気の玉入れに沸く
【奈良】民団奈良県本部(李道永団長)は19日、桜井市立敷島小学校で運動会を実施した。管内9支部と関係機関から300人余りが参加、12種目の競技を楽しんだ。
「ちびっこ玉入れ」にはオリニばかりか両親も助っ人として参加、会場を沸かせた。婦人会を中心としたフオークダンスも披露された。最後は自転車などの当たる抽選会も行われた。
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大縄跳び楽しむ
【福岡】民団福岡県本部(姜泰守団長)のマダンは26日、第16回韓国人大運動会(青年会福岡県本部主催)として宗像グローバルアリーナで開かれ、県下の同胞ら700余人が参加した。
支部対抗リレー、大縄跳びなど各種競技で1世から4世までの世代が汗を流して楽しんだ。趙誠勇駐福岡総領事や呉政夫体育会九州本部会長も一緒になって参加していた。
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抽選会大にぎわい
【長崎】民団長崎県本部(李重植団長)は26日、大村市のグラウンドでソフトボール大会を開いた。幼児から80代まで県下の団員ら120余人が駆けつけ、心地よい汗を楽しんだ。
長崎、佐世保、大村、諫早の4支部がしのぎを削った結果、佐世保支部が優勝。
各支部婦人会員らが準備したモツ鍋など韓国料理をほおばりながら交流を繰り広げた。また3機関長はじめ商銀、エジソン生命、支団長らの支援で大抽選会も大いににぎわった。
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親子で運動会に汗
【熊本】民団熊本県本部(金馨哲団長)は26日、熊本県民総合運動場で恒例の体育祭を実施した。今年は団員ら400人が参加、過去最高を記録した。
プログラムはお年寄り向けにゲートボール、幼児にはあめ食い競争と幅広い世代の参加に対応した。親子競争など家族一緒に楽しめるものもあり好評だった。
終了後はソウル―熊本を結ぶ往復航空券などが当たる抽選会行われた。
(2003.10.29 民団新聞)