掲載日 : [2003-12-03] 照会数 : 3427
高齢者をデイサービスに招待 民団足立(03.12.03)
[ 韓国料理を食べてリラックスするお年寄りたち ]
韓国料理に舌つづみ故郷の思い出話弾む
民団東京・足立支部(李大浩支団長)は歳末相互扶助活動の一環として11月27日、区内在住の同胞高齢者20人余りを同支部会館内にあるデイサービスセンター「アレック桜木」に招待、慰労した。
同センターは民団足立支部の委託を受けた荒川区の民間介護事業所が7000万円をかけて会館内部を改装、在日同胞ヘルパーや看護士らをスタッフに迎えて11月4日から運営を始めたばかりの通所介護施設。この日は施設の見学会も兼ねていた。
招待を受けたお年寄りたちは最新の設備に「まるで病院みたい」とびっくりした表情。はじめは落ち着かない表情だったが、久しぶりに顔を合わせた友人・知人らと懐かしい済州道の想い出を語りあううちにすっかりくつろいだ表情を取り戻していた。
合間にはスタッフが血圧を測定し、日常生活の留意事項についてアドバイスもした。
お昼は白菜と大根のキムチ、チヂミ、カボチャの煮物、吸い物などで一緒に昼食をとった。
李支団長はお年寄りたちの明るい表情にほっとした表情を浮かべながら「苦労してきた先輩たちが仲間とおしゃべりを楽しんだり、遊んだりできるようこれからもこういう場を定期的に提供していきたい」と話していた。
(2003.12.03 民団新聞)