掲載日 : [2004-03-17] 照会数 : 3542
韓国の拉致被害者が来団 北韓問題で意見交換(04.3.17)
民主党の招きで来日していた韓国の拉致被害者3人は6日、民団中央本部を訪れ、脱北者支援民団センター関係者と意見交換した。
来団したのは、70年前後に出漁中に拉致され、03年までに帰国した李在根さん(65)、金柄淘さん(51)、陣正八さん(63)と民主党の北橋健治幹事長代理ら。支援センター代表の呂健二民団中央副団長、河政男組織局長、徐元国際局長と面談した。呂代表は拉致被害者に対して「心を痛めており、お手伝いしたい気持ちです」と述べながら、日本にいる脱北者60余人への人道的支援を行っていると、支援センターの役割を話した。
一方、拉致被害者は日本でも関心を持ってほしいと訴えた。北橋幹事長代理も「今後は日本と韓国、国連が協力しながら努力を続けたい」と語った。
(2004.3.17 民団新聞)