掲載日 : [2004-03-17] 照会数 : 3657
高速鉄道KTX ソウル〜釜山4万5000ウォン(04.3.17)
[ 開通間近のKTX ]
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乗車券25日から事前販売へ
4月1日に開業する高速鉄道(KTX)の料金は、当初の計画よりさらに安く、セマウル号の1・25倍、航空料の62%に相当する金額に決まった。定期券を購入するなど割引制度を活用すれば、セマウル号よりさらに安く利用できる。
鉄道庁が発表した高速鉄道運賃・運営計画によると、平日・一般室を基準に▽ソウル〜大田1万9700ウォン▽ソウル〜東大邱3万4900ウォン▽ソウル〜釜山4万5000ウォン▽ソウル〜光州3万6600ウォン▽ソウル〜木浦4万1400ウォン。特等席の料金は、一般席より40%高く、セマウル号の125%にのぼる。当初、鉄道庁はセマウル号の約134%を検討していた。
多様な割引制度も導入される。前売りの時期によって、最高20%までの割引がある。10人以上の団体(当初20人)の場合は10%、鉄道会員は5%、それぞれ割引可能。
インターネットで予約(2%)したり、乗車券の自販機を利用(1%)すれば、追加の割引がある。インターネット予約は、出発2カ月前から可能だ。
身体の不自由な人には、料金を50%割引くことを決めたのに続いて、高齢者に対しても30%の割引適用を検討している。出勤・退勤や通学など定期的に高速鉄道を利用する乗客には60%割引の定期券を販売する。
乗車券の事前販売は25日から実施される。インターネット予約および電子決済が可能で、高速鉄道停車駅にも自動販売機141台が設置される。 【運行本数】
当初ソウル(龍山駅および光明駅含む)出発分を基準に平日82往復、週末92往復とされていた運行本数は、72往復と82往復にそれぞれ10往復(20本)ずつ縮小された。
鉄道庁は「ラッシュアワー時には当初の計画通り運行され、乗客の利用が少ない時間帯の出発分を減らした」と説明。同時に「開通後3カ月間の需要と実績を分析し、7月から運行本数を再調整する」としている。夏季のピークには最大92往復に増やされる。
また鉄道庁は、高速列車の本数縮小によってセマウル、無窮花号などの一般長距離列車を当初の計画(京釜線で最高75%、湖南線で最高50%縮小)よりも増やす方案を検討している。高速列車が停車しない慶尚道と全羅道の住民及び自治体は、既存の列車本数が大幅に減少してむしろ不便になることから、減少率を最小化するよう要求してきた。
(2004.3.17 民団新聞)