掲載日 : [2004-05-26] 照会数 : 4069
【川崎市】高齢者実態調査 「在日」素通り(04.5.26)
「住基台帳」に依拠…ミス認め再調査へ
【神奈川】川崎市の実施した「ひとり暮らし高齢者実態調査」の対象から外国籍住民がすっぽり抜け落ちていたことが神奈川民闘連などの指摘でこのほど明らかになった。
市健康福祉局では「サンプル抽出にあたって住民基本台帳だけをもとにした」ことを認め、外国籍住民については「ふれあい館など関係団体とも協議しながら今年度中に別な視点からやっていきたい」と明らかにした。
調査はひとり暮らしのお年寄りが閉じこもりで心身に障害が生じないようにするのが目的。「市ひとり暮らし等高齢者見守り事業実施要項」をもとに03年1月から2月にかけて地域の民生委員が高齢者世帯を回り、約4000人と面接した。
今回明らかになったひとり暮らしの高齢者、および高齢者のみの世帯については、地域で生きいきと暮らせるよう健康づくりを支援していく。
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川崎市に要望書 神奈川民闘連
神奈川民闘連はこのほど、川崎市に「在日外国人市民施策推進に関する要望書」を提出した。
申し入れ事項は教育、労働、福祉、そのほかの施策全般の4分野19項目。
なお、同様の要望書を近く横浜市にも提出。
(2004.5.26 民団新聞)