掲載日 : [2004-05-26] 照会数 : 4735
婦人会・6月から全国大研修会 今年は3000人規模で(04.5.26)
主要テーマに老人福祉・地方参政権
在日韓国婦人会中央本部(金定子会長)主催の2004年度全国婦人会大研修会が、6月9日の中国・四国地区をかわぎりに1カ月あまりにわたって全国7ブロック(中四国、近畿A、近畿B、中北、東北、九州、関東地区)で開催される。研修会では、婦人会が民団と共に推進している老人ホーム建設事業と関連して在日老人福祉問題について理解を深めると共に、懸案の地方自治体参政権の一日も早い実現をめざして地方参政権獲得運動を粘り強く継続していくことなどを確認する。
7ブロックで
大研修会は、例年この時期に開催されており、全国の会員が婦人会の当面の重要課題と運動に対する認識の統一を図るためのもの。各ブロックごとの婦人会員の交流も活発に行われ人気を呼ぶ研修会となっている。今年は全国で3000人規模の参加を見込んでいる。
老人ホーム建設事業への認識を深め、その早期実現をめざし、民団との協力をさらに強化、一丸となって推進することを再確認する。また地方参政権問題では、昨年に続き、研修会時に決起集会を開き、地方参政権獲得運動に全力を傾けることを誓い、地方参政権の早期実現などを促す決議を行う予定である。
国際関係講演も
会員の要望に応えて、在日同胞福祉問題、地方参政権問題のほかに、在外同胞問題、韓日関係、北東アジア協力問題、韓国の文化、歌、ファッションなどについての講演も行われる。
講師は、李光奎・在外同胞財団理事長、姜英之・東アジア総合研究所所長、具末謨・亜細亜太平洋問題研究所日本支社長、権純懸・山形大学人文学部非常勤講師、姜映淑・禮智院院長、李政・東京韓国学校音楽教師、崔恩卿・東京韓国学校音楽教師、金華代・ファションデザイナーほか。
各ブロックとも2泊3日の日程で開かれる。特に参加者が多い近畿地区では2ブロックに分散して実施される。
(2004.5.26 民団新聞)