掲載日 : [2004-06-09] 照会数 : 4258
あすか信組・新理事長に李永植氏 経営刷新策発表(04.6.9)
[ 李永植氏 ]
あすか信用組合は5月26日、理事会を開き、新理事長に李永植副理事長を選出した。また、新理事長就任に伴い、経営の透明性・健全性を高めるガバナンス強化の政策指針を発表した。
経営刷新の一環として理事会、監事会の機能強化監査法人による会計監査の充実化役員関連融資の圧縮総代に対する経営情報の開示―などを実施する。特に、トップの独断専行を牽制・抑止するため、融資決済権限を常務会とするよう内部規定を改定する作業に入った。
同信用組合によれば、3月末決算で多額の引当金が発生したため赤字決算・無配となるが、不良債権処理はほぼ終了したという。また、自己資本率は7・46%と国内基準を上回ったと発表した。
前任の鄭圭泰理事長は、多額の貸倒引当金の計上で赤字決算・無配となったため、引責辞任を表明していた。
(2004.6.9 民団新聞)