掲載日 : [2002-10-30] 照会数 : 3352
民族文化で競演20年 「子どもの集い」に48校・東大阪
【大阪】東大阪市内の「母国語学級」に集う同胞オリニたちによる民族文化発表会「朝鮮文化に親しむ東大阪子どもの集い」(同実行委員会主催)が23日、東大阪市民会館で開かれた。20回目を迎えた今年は市内の小学校46校と中学校2校の全48校から参加。会場は教職員や保護者らを含め1500人以上でにぎわい、立ち見が出るほどだった。
荒川小学校と俊徳中学校の合同チームは舞台に柱を立て、チヤンゴやケンガリの演奏にのって色とりどりの紐をくみ上げていく「丹心紐」を演じた。また、長瀬小と長栄中は韓国民謡「トラジ」など3曲を披露した。最後は市内にある小・中学校19校の児童・生徒による「大プンムル」が舞台を盛り上げた。
会場の保護者は「初めて韓国の古典芸能に触れ、心の底から深い感銘を覚えました」と話していた。
この日の「集い」は東大阪市教育委員会の正式な認可行事であり、正規の授業時間として位置づけられている。
(2002.10.30 民団新聞)