掲載日 : [2002-11-01] 照会数 : 3232
アジアユースサッカー 韓国が日本破り、10度目の王座に
[ ゴールデーンゴールで日本を破り、抱き合って喜ぶ韓国U20代表イレブン ] [ ゴールデンゴールを決め、よろこぶ鄭ジョグッ ]
サッカーのU20(20歳以下)アジア選手権は10月31日夜(日本時間1日未明)、カタールのドーハで韓国対日本による決勝戦が行われた。0−0のまま延長に突入したゲームになったが、総合力に勝る韓国が延長前半に鄭ジョグッのゴールデンゴールで試合を決め、1−0で勝利し、4年ぶり10回目の優勝を飾った。
序盤は意外にも日本が積極的な攻勢に出てきた。日本は短いパスで韓国ゴール前を威嚇。前半12分には阿部が、29分には茂木GK金永光と1対1になるというピンチが見られた。
一方、ロングパスを多用した韓国は、前半終了間際、李ジョンミンがペナルティエリア付近で強力な右足シュートと鄭ジョグッがヘディングシュートと決定的なチャンスを作ったが日本の体を張った守備に阻まれ、得点できなかった。
後半にはいって主導権をつかんだ韓国だったが、一進一退の攻防がつづき、結局0−0のまま延長戦に突入。
延長前半6分、鄭ジョグッがペナルティエリア外側から相手ディフェンス陣を背負ったままボールを受けた後、素早く切り返して日本のディフェンス2人の間を強烈な右足シュートを放った。これがゴール左上に突き刺さり、終止符を打った。
最優秀選手には金ドンヒョンが選ばれた。また韓国は優勝とともに、フェアプレー賞にも輝いた。