掲載日 : [2002-11-07] 照会数 : 2733
「分断」の痛み再確認 民団がソウルで統一研修(02.11.06)
[ 「第1トンネル」で説明を受ける民団幹部 ]
【ソウル】民団の組織幹部を対象にして、分断祖国の統一問題について学ぶ統一問題研修が10月28日から4日間、ソウルの統一教育院で、民団と婦人会の全国の幹部ら134人が参加して行われた。一行は、期間中、経済現況や周辺地域の政治的状況など南北の現況について講義を受けた。また、「第1トンネル」など最前線も視察し、分断の厳しさを再確認した。在日同胞社会の未来や北韓・日本国交正常化交渉の展望などについても論議を深めた。
同研修には、民団中央本部の金宰淑団長、姜永祐議長、洪性仁監察委員長、金定子婦人会中央会長はじめ全国の3機関長ら幹部が参加した。金団長は、これからも平和統一の模索と在日同胞社会の発展に貢献して欲しいと、参加者を激励した。
(2002.11.06 民団新聞)