掲載日 : [2002-11-07] 照会数 : 3083
10月マダン 各地で「同胞の宴」続く(02.11.06)
[ 三重県の運動会でおんぶ競争にアボジも大奮闘
] [ 東大阪フェスティバル
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四日市市長もかけつけ賑う
【三重】三重県本部(姜勝煕団長)主催で四日市支部(鄭雲振団長)主管による「第21回マダン親子運動会」が3日、四日市ドームで日本市民も含めて600余人が参加して開かれた。
井上哲夫四日市市長や柳洲烈駐名古屋総領事はじめ地元出身国会議員、金南守体育会中北本部会長ら愛知の同胞もかけつけ、盛り上げた。
姜団長は「今日は、共に汗を流すことで、団員相互の親睦と地域社会の日本の方々とより一層の交流を図りましょう」とあいさつした。
競技では、恒例になった「エアロビクス体操」に始まり、地区対抗大玉リレーなどで、日頃運動不足気味のアボジたちも、オリニたちにまけずに頑張っていた。バザーでは、婦人会がチヂミ、イカフェ、キムチ、韓国物産の販売を行い、参加していた日本市民もおいしい韓国料理に舌鼓を打っていた。
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同胞、市民ら8000人集う
【大阪】第7回東大阪国際交流フェスティバルが3日、三ノ瀬公園に約8000人の在日同胞や地域住民を集めて開かれた。
今年も共同代表を務めた民団布施支部の呉龍浩支団長と総連東大阪北支部の白清和委員長が開会宣言を行った後、特設ステージで韓日をはじめ、タイや中国、琉球など多民族の踊りなどが披露された。
多忙な時間をさいて駆け付けた松見正宣市長は、外国人との共生を公約に掲げ、今年7月に就任した。挨拶代わりに韓国歌謡「サランヘ」を熱唱し、盛んな拍手を浴びた。
民団の出店を訪れた市長は車座に加わり、チジミなどをつまみながら大阪府本部の金昌植団長らと談笑した。
金団長は市民祭を定着させた功績に対し、7人の共同代表らを表彰した。その一人、合田悟牧師は「日朝関係がぎくしゃくしている時だからこそ市民の交流が必要だ」と語った。
(2002.11.06 民団新聞)