掲載日 : [2005-10-05] 照会数 : 9721
映像で学ぶ韓国語 駐大阪総領事館「語学堂」
「冬ソナ」も登場
14コース新設…中・高校生向けコースも
【大阪】駐大阪韓国総領事館関西韓国文化院の運営する韓国語専門学校「語学堂」=大阪・ミナミ=のカリキュラムに10月の新年度からユニークな14コースが加わった。受講生が楽しく、しかも目的意識別に学習できるようにと、各クラスとも10人ほどの少人数制とした。
流行映画のシーンを通して韓国語を学ぶ「スクリーンで学ぶ韓国語」は「冬のソナタ」や「オールイン」「美しき日々」など韓国の人気ドラマや映像媒体を教材として取り扱う。受講生は大型スクリーンに映し出されたシーンを見ながら、生きた会話を学ぶ。
このほかにも「ニュースで学ぶ韓国語」や「ドラマ主題歌の韓国語」といったものもある。いずれも訪日中の玄尹鎬梨花女子大学教授がカリキュラム作成にあたった。募集は「中級」以上の学習者が対象だ。
また、第2外国語で韓国語を選択した中・高校生向けのコースも誕生した。こちらは毎週土曜日午後4時から。
「語学堂」は韓国語の基礎を広めようと昨年4月、大阪市浪速区のOCAT内に関西韓国文化院の分室としてオープンした。100人ほどの受講を想定していたところ約450人の応募があり、総領事館側もびっくりしたという。現在も早朝から夜間まで380人が学ぶ。
新年度の授業は17日から始まる。今回、新たなカリキュラムの導入に伴い、教室の数は38から51に増やす。
(2005.10.5 民団新聞)