掲載日 : [2005-10-05] 照会数 : 9487
民団の写真展「嗚呼!在日同胞」…ソウルで開幕
[ 写真展会場「プレスセンター」前に設置された写真展の大看板 ]
[ 4日、招待客を迎えてテープカットが行われた ]
「在日100年」貴重な200点
【ソウル】写真展「嗚呼!在日同胞」が5日、ソウル・プレスセンター(中区太平路1街)で開幕した。15日まで開催されるこの写真展は、過去3回中央会館で開かれた民団フェスティバルのメーン企画として好評を博したもので、本国開催は初めて。民団の光復60周年行事の一環だ。2日には写真展開催を知らせる縦2㍍、横9㍍の大型看板もお目見えした。
会場の第1展示室では、来年創立60周年を迎える民団のこれまでの足跡、第2展示室では在日100年の同胞の歴史を中心に貴重な200枚に及ぶ写真が展示される。写真展は、在日同胞と祖国との絆を改めて確かめ合う場となる。
民団が2日から写真展の設営準備を始めたところ、3日までに観覧したいと押しかけた市民が500余人も。中には「写真を売ってほしい」と迫る人もいた。前評判は上々だ。
折りしもソウルでは、1958年以降、コンクリートで覆われていた清渓川の復元工事が完了。1日には盧武鉉大統領や李明博ソウル市長など約4000人が参加して記念式典が行われた。祝祭関連行事は11月中旬まで続き、人出が予想される。
(2005.10.05 民団新聞)