掲載日 : [2005-10-14] 照会数 : 9935
<font color="#ff0000">蔚山国体開幕</font>…在日、3連覇へ決意
[ 16番目に入場した在日同胞選手団 ]
[ 開会式前の結団式で団旗を振って必勝を期す金昭夫選手団長 ]
7日間の熱戦火ぶた…海外同胞の部、3連覇なるか
第86回韓国国体の開会式は14日、午後6時、蔚山総合競技場で行われ、7日間にわたる熱戦がスタートした。
「ともに蔚山からより遠く世界へ」をスローガンにしたカラフルな花火とともに始まった開会式で在日同胞選手団(金昭夫団長)は旗手の梁正夫さん(サッカーヘッドコーチ)を先頭に堂々と入場。
在日同胞となじみ深い慶南道民らの拍手に大きく手をふって「在日同胞」をアピールした。
海外同胞の部、総合3連覇をねらう在日同胞選手団は、サッカー、テニス、水泳、ゴルフ、テコンドー、陸上など、11種目にエントリーしている。
金団長は「蔚山市民らの熱い歓迎に感動した。若い在日選手が母国の地でのびのびとプレーし、ぜひ3連覇を成し遂げたい」と決意を示した。
初参加の選手も多く、サッカーの李勉選手(30・横浜市)は「ダイナミックな開会式にびっくり。大統領もじかに見れて感無量。試合も全力でがんばりたい」とし、剣道の禹芙蓉さん(18・京都国際学園)も「民団新聞の選手募集を見て志願した。このようなすばらしい場にいることが信じられない」と目を輝かせていた。
(2005.10.14)