コメ、毛布など贈る
入院者のお見舞いも

　民団など各級組織は、年末を迎え、今年も各地で管内の同胞社会の民生安定と相互助け合いの観点から独居高齢同胞や不遇同胞に対する慰問活動や各種養護・福祉施設に対する扶助・支援を実施している。歳末助け合い運動は、団員らを相互に扶助しあうという民団設立当初の趣旨を具体化したものだ。

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　【北海道】民団北海道本部は、朴平造団長が徐貴女婦人会長、七日会（婦人会青年部）会員らとともに、２日から５日まで４日間にわたり札幌市内を中心に巡回。独居老人ら31人を訪問、みかん10㌔、米10㌔（民団）、トック（婦人会）、寸志（七日会）、入院者には見舞金（民団）を伝達して激励した。

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　【西東京】婦人会西東京本部は７日、崔順禮会長ら役員８人がハンセン病療養所・多磨全生園に入所している同胞を訪問、出迎えた10人と懇談、各50人分のキムチパックと草餅パックを手渡した。

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　【愛知】民団愛知県本部（崔東佑団長）では９日から、支部役員と協力して独居老人宅など69世帯を訪問、米５㌔と金一封を手渡し激励する。これと別に各支部でも慰問・支援活動を計画している。

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　【東京】民団東京本部（許孟道団長）は、11日に趙世衡大使、崔元善総領事ら駐日韓国大使館関係者とともに荒川支部と足立支部を訪問、独り暮らしや高齢同胞10人にＣＤラジカセと電気毛布を贈り励ます予定だ。

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　【宮城】民団宮城県本部（朴鍾煥団長）は、18日に婦人会役員、仙台総領事館関係者とともに仙台市内の75歳以上独居同胞５人を慰問し、金一封を渡す。

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　【岡山】民団岡山本部（金昌男団長）は、23日にハンセン病療養所の長島愛生園・邑久光明園年末交流訪問を行い、同園入所同胞らと交流する。同交流訪問は毎年行われている。

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　このほかの地方本部あるいは各支部でも毎年、歳末相互助け合い活動を行っている。また、忘年会や新年会を活用、高齢同胞、独居同胞、不遇同胞を招き、慰労・激励することも計画されている。

（2002.12.11　民団新聞）