掲載日 : [2006-06-07] 照会数 : 6930
崇高な犠牲精神称え 第51回顕忠日追念式
[ しめやかに献花し祖国統一実現を祈念した=6日、中央会館 ]
第51回顕忠日追念式が6日、中央会館でしめやかに営まれた。1950年6月25日の韓国戦争で存亡の危機にさらされた祖国を救おうと、自ら志願して出陣した在日学徒義勇軍同志会の会員や犠牲になった学徒の遺家族ら140余人が出席した。
民団中央本部の河丙団長(金君夫副団長代読)は、追念辞で「日本帝国主義に奪われた祖国の独立を求め、はからずも殉国した英霊の高貴な犠牲の上に、今日の韓国の発展がある」と賛辞を送った。
羅鍾一大使(柳ジ鉉国防武官代読)は、「在日学徒の崇高な犠牲精神を称えるとともに、解放、建国、民主主義の発展を遂げたわが国は、遠くない将来分断に幕をおろすだろう」と誓った。
在日学徒義勇軍同志会の権東国会長の献花に続き、参列者全員が献花をしながら祖国の平和統一実現を祈念した。
(2006.6.7 民団新聞)