掲載日 : [2006-10-04] 照会数 : 11145
<慶北国体>在日代表、4連覇めざし115人派遣へ
[ 在日選手団を率いる団長団を激励する朴安淳会長(右) ] [ 鄭進団長(左)から委嘱状を受け取り固い握手をする南照男・在日同胞選手団長 ]
10月17日開幕の韓国国体…海外同胞の部、4連覇に挑む
在日大韓体育会(朴安淳会長)は17日から慶尚北道一帯で開催される第87回全国体育大会に選手団115人を派遣する。顧問・役員団・参観団を含めると総勢211人以上になる。
出場種目は世界15カ国同胞の間で競う海外同胞部門がサッカー、ボウリング(男・女一般の部)、ゴルフ(男子一般の部)、テニス(男・女一般の部)の4種目。国内のトップクラス級が出場する国内種目は柔道、射撃、水泳、陸上、テコンド、空手、剣道の7種目。
在日同胞選手団は昨年まで3年連続で海外同胞の部の総合優勝を飾っている。規定により、今年も海外同胞種目の得点結果が総合優勝の行方を左右しそうだ。選手団は15日に入国し17日の開会式に臨む。
東京慶尚北道道民会(南照男会長)では約100人近い応援団を送り込むほか、体育会各地方本部や各競技団体でも参観団を構成し現地で在日同胞を応援する。
なお、在日同胞選手団長の南照男氏には3日、東京・南麻布の韓国中央会館で開かれた第1回団長団会議の席上、民団中央本部の鄭進団長から委嘱状が手渡された。
体育会中央本部の朴安淳会長も団旗を手渡し、激励した。総監督は体育会中央本部常任理事の金泰珍氏、女子監督は同副会長の金順英氏が担う。同会議には東京、大阪、神奈川、千葉、京都の各慶北道民会関係者多数が出席した。
過去2回、選手団長の経験を持つ鄭進団長は「私自身もスポーツマンだったが、スポーツはすばらしい感動を与えてくれる。在日同胞の底力を発揮し、優勝をめざして頑張っていただきたい」とエールを送った。朴会長も「海外同胞との親睦交流を深めてほしい」と、期待の言葉を述べた。慶北国体は23日までの7日間、金泉をはじめとする道内各地で分散開催される。
(2006.10.4 民団新聞)