掲載日 : [2003-01-07] 照会数 : 8899
福岡で一足早く同胞成人式(03.01.07)
[ 民族衣装などをまとい記念撮影をする福岡の同胞新成人ら ] [ 力強く答辞を述べる新成人代表の呉基成さん(左) ]
色とりどりのチョゴリと真新しいスーツで盛装
民団福岡本部(姜泰守団長)が5日、福岡市博多区の博多都ホテルで一足早く、「福岡県韓国人成人式」を開き、県下に在住する同胞新成人の巣立ちを祝った。前日からの雪で足元の悪い中にも関わらず、色とりどりのチョゴリと真新しいスーツで盛装した新成人24人が参加し、華やいだ雰囲気に包まれた。
姜団長は「韓国と日本、また在日同胞社会に対して、若い感性と行動力で積極的に参与してください。」と激励。また、駐福岡韓国総領事館の趙誠勇総領事も、韓国人の自覚と太極旗と愛国歌の由来について丁寧に解説し、はなむけの言葉をおくった。
式典後の懇親パーティーでは、青年会福岡県本部(李征光会長)、学生会福岡県本部(李光謙会長)の会員らと一緒にゲームやクイズを楽しみ、新成人と会員らが在日についてをテーマに今後の自分について語り合った。
「私たちが先頭に立って両国を繋ぎ、在日同胞社会並びに日本社会により貢献を果たしたい。」とウリマルと日本語で答辞を読んだ新成人代表の呉基成さん=福岡市中央区在住・現在韓国留学中=は、「様々な方に出会え楽しかったし、本当に有意義な機会でした。在日韓国人としての誇りと自覚を更に強く感じました」と語っていた。
(03.01.07)