掲載日 : [2007-06-27] 照会数 : 7158
青年会全国キャラバン 「500人結集」へ拍車
[ 24日に名古屋の愛知韓国人会館で行われた「青年キャラバン」中間報告会 ]
中間報告会 「同世代の輪を大事に」
【愛知】同胞青年のさらなる結集を期して、北は北海道、南は九州まで日本全国48地方本部を巡回する在日韓国青年会中央本部(康孔鮮会長)の「みんな集まれ!青年キャラバン2007〜80日間全国一周の旅〜」の中間報告会が24日、愛知韓国人会館(名古屋中村区)で開かれた。
キャラバン隊は、5月11日の韓国中央会館(東京)での出発式を皮切りに、7月31日の終了式までの2カ月半を3期に分け巡回中だ。
1000軒の同胞宅訪問を目標に、同胞の最多居住地である近畿地方からスタートして多くの同胞青年と意見を交換、9月に韓国で実施する「07青年ジャンボリー」への参加を呼びかけている。
中間報告会の行われた24日には愛知県内を戸別訪問し、累計で訪問件数は600軒(24地方本部)を突破した。
キャラバン隊の林永起隊長(青年会中央本部組織部長)は、報告会で「一人ひとりとの出会いがなければ組織はできない。青年会は人と人とのつながり、コミュニケーションを一番大事にしている」と強調。「全国キャラバン隊活動も、あと1カ月余りとなった。全国から500人の青年がソウルに集まることを思い浮かべ、その実現のために気持ちを新たに、ますます頑張りたい」と決意を表明した。
康会長は「戸別訪問の本当の目標は在日同胞社会の再構築にある。一番大事なことは共に語り合うことだ」と強調。「思いを同じくする青年たちとしっかりと手をつなぎ、在日社会が少しでもより良いものになるようにしよう。当面は一人でも多くの青年がジャンボリーに参加するよう、最後まで全力を尽くそう」と呼びかけた。
民団愛知県本部の梁東一団長は「民団も在日同社会はどうあるべきか、青年たちの立場にたち真剣に考えている。全国の青年とより良いコミュニケーションがとれるよう、気を抜かずに頑張ってほしい」と激励した。
OB会も支援
青年会全国OB会の林三鎬会長は激励辞で「青年会は、30年前の発足当時から戸別訪問活動と大衆活動を基本としてきた。戸別訪問は青年会の伝統だ」と指摘。「OB会は皆さんの活動を全面的に支援していく」とあらためて表明した。
(2007.6.27 民団新聞)