掲載日 : [2007-07-04] 照会数 : 5440
済州島の火山島と溶岩洞窟 世界自然遺産に
ユネスコ委決定
「済州島の火山島と溶岩洞窟」が国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界自然遺産に登録された。世界自然遺産に登録されたのは韓国では初めて。
世界遺産委員会は6月27日、ニュージーランドのクライストチャーチでの第31回総会で、韓国が申請していた「済州火山島と溶岩洞窟」の世界自然遺産への登録を決めた。「済州火山島と溶岩洞窟」遺産地区は、「漢拏山天然保護区域」と「城山日出峰」「拒文岳溶岩洞窟系」など3地域からなる。
世界遺産委員会は「済州の火山地形は、ハワイ火山国立公園やロシアのカムチャツカ火山群など、世界有数の遺産地区よりも景観や学術的価値に優れ、世界最高の水準にある」と評価した。
要塞のような姿をした「城山日出峰」(写真)は、海上で火山が噴出した特性が一目で理解できる世界的に重要な場所と認められた。
(2007.7.4 民団新聞)