掲載日 : [2007-07-19] 照会数 : 10460
新潟県中越沖地震 同胞業者に大打撃
一部のパチンコ店、ホテルなど
民団本部が被害状況を調査
【新潟】16日午前に発生した新潟県中越沖地震で、民団新潟県本部の李鐘海団長と金振謙事務局長は17日、柏崎市内に入り、安否確認の取れていなかった同胞の4世帯などをまわった。
その4世帯でも全員無事を確認。屋根の一部が崩れたり、家財道具の落下などはあったものの、家屋の全壊や半壊はまぬがれた。
だが、あすなろ信用組合融資の同胞業者のうち、ゲームセンター2軒は機器が破損のために営業不能、また旅館1軒も営業再開のめどがたっていない状態だ。さらに民団役員の経営するパチンコ店と昨年12月にオープンしたホテルの受けた打撃は大きく、両建物ともに全て撤去しなければならない状態だ。
李団長は「今回の地震は2004年の新潟県中越地震と比べると規模は小さいが、柏崎市の同胞が集中して大打撃を受けた」と語った。
なお民団中央本部は担当幹部を17日、現地へ派遣し、被害状況を把握し今後の対策について協議を進めている。被災地区は上越支部の管内での団員は102世帯。
(2007.7.18 民団新聞)