掲載日 : [2007-07-25] 照会数 : 6300
<布帳馬車>韓米ダイエット対決
「サーコー、サーコー」。両腕を前に突きだして円を描くように回すあれ。日本でも過熱しているのがビリー・ブートキャンプの短期集中ダイエットエクササイズだ。
考案者のビリー・ブランクスさんは14歳から始めた格闘技の研究を皮切りに、7度の空手世界チャンピオンに輝き、テコンドーも7段を所持するなど、筋金入りの格闘家でもある。さらに身長181㌢、体重86㌔に対して6%の体脂肪率というのは驚異的な数値だ。
そこで韓米対決ではないが、韓国を代表するのがカリスマ主婦のチョン・ダヨンさんだろう。40歳で2児の母。産後太りと腰痛によって体重は増加したが、独自のダイエット法によって約5年間で21㌔の減量に成功した。現在体脂肪10%以下というからビリーさんといい勝負だ。
いずれにしても鍛えぬいた2人にとって、メタボリック・シンドロームなんて言葉は無縁なのは当然か。
両ダイエットは基礎代謝を高めるという点で共通しているが、ダヨンさんはさらに食事管理を加えた。先日来日した折り、韓国キムチの優秀性について語ったとか。韓国ではダイエットに関心が高く、体脂肪を燃焼させるカプサイシン・ダイエットや禅食ダイエットなるものもブームになっているそうで、「医食同源」の考えは脈々と受け継がれている。
そういえば韓国人俳優に「モムチャン」が多いのも納得がいくということでこの判定、韓国が有利か?
(U)
(2007.7.25 民団新聞)